計画 第一弾
きっかけはモニター買い替え
現行機は2017年5月ごろに組んだ自作2台目で、ネットの購入履歴をさかのぼると予算20ほどで組んだようだ(記憶に無い)。
構成はAsRock H270 + i7-7700 + 玄人志向GTX1060 6GB + DDR4-2400 8GB*2で一般的な使用に全く不満はなく、ゲームも設定を詰めれば(≒落としていけば)60fpsで安定させられていた。
ASRock Intel H270チップセット搭載 ATXマザーボード Fatal1ty H270 Performance
- 発売日: 2017/01/14
- メディア: Personal Computers
Intel CPU Core i7-7700 3.6GHz 8Mキャッシュ 4コア/8スレッド LGA1151 BX80677I77700 【BOX】【日本正規流通品】
- 発売日: 2017/01/06
- メディア: Personal Computers
シリコンパワー デスクトップPC用メモリ DDR4-2400(PC4-19200) 8GB×1枚 288Pin 1.2V CL17 永久保証 SP008GBLFU240B02
- 発売日: 2017/03/30
- メディア: 付属品
しかしそれもFHD環境までのこと。
PCはもちろんのことPS4にも4Kコンテンツが続々と増え、23インチのFHDモニターから憧れの4Kモニターへの買い替えを検討し始めたのが2019年春ごろの話。
メーカーや機種を見ているうちに夏が終わり、気になっていた2機種のうちLGのほうが値下がりしたため意を決して32UL750を購入。
LG モニター ディスプレイ 32UL750-W 31.5インチ/4K/DisplayHDR600/VA非光沢/USB Type-C、DP、HDMI×2/スピーカー/FreeSync/高さ調節
- 発売日: 2019/01/29
- メディア: Personal Computers
意気揚々とコンテンツを4Kに更新するも、ゲームは最低設定にしても30fpsが関の山。
WQHDに落としても見づらいから目は疲れるし、フレームレートも不安定で没入感が薄れてる。なによりのっぺり低グラフィックな4Kとか何も面白くない。
よし、観念してグラボも買い替えよう。
GTXからRTXに
そうなると次に考えるのは買い替え先の機種。狙うは4K60fpsを安定して出せるグラボ!
さすがに1080tiじゃ厳しいよねぇと思いつつ各通販サイトで値段を調べると、当時は仮想通貨マイニングが下火になってきたころのようで、酷使され程度の落ちた1080tiが安値中古として出品され始めていた。
と同時に新品やそれに準ずる程度のものは20万~30万にまで高騰、PCパーツ業界の闇を見る。
GIGABYTE ビデオカード GEFORCE GTX 1080Ti搭載 GV-N108TGAMING OC-11GD
- 発売日: 2017/03/31
- メディア: Personal Computers
となればRTXシリーズ。新実装のニートコアやそれに伴う高価格化、(実情は別として)目立つXO病など良い評価ばかりとは言えない新シリーズを複雑な心境で下調べしていく。
既にSuperが発売されていたので60S、70S、80S、80ti、の4機種から選ぶことになるが、下位2機種は4Kにはなかなか難しい状況のようだ。ほとんどのゲームで最高設定では60fpsを割り込み、重量級ゲームでは30fpsが精一杯。
残されたのは80S、80ti、の2機種。とはいうものの実際にこの隔たりは大きく、
70S<80S<<<<80tiと見て間違いはないほどに80tiのスコアは頭一つ抜け出ていた。
そうと決まれば次にやることはブランド選び。特にこだわりはないため、せっかくならよくチューンアップされたものにしようと各社のスペック表とにらめっこ。
気になったのはEVGAという海外のメーカー。ネックの個人輸入を差し引いても安価で性能も平均以上、3年保証にアフターサービスの評判も良いとくれば惹かれざるを得ない。
モデルはもちろん最上位KINGPINだ。簡易水冷だが設置場所などには心配がないのでほぼ悩むことはなくすんなり決まった。
そこでふと気になった『ボトルネック』
元々グラボに対してオーバースペック気味だったi7-7700だが、2080tiが相方となればさすがに荷が勝ちすぎてるのでは…? せっかくトップエンドグラボに買い替えたのにそれが全力を出し切れないなんてことになったら笑えない。
早速『Bottleneck Calculator』で調べていく(すべての動作を保証するものではありません、あくまで目安です)。
pc-builds.com
結果は………
はい、相当ですね。このサイトでは10%を超えるとボトルネックとしてパフォーマンスに影響するとしているので、33%はかなり足を引っ張ると思われる(実際にベンチで検証したわけではないのであくまで想定です)。
よし、観念してCPUも買い替えよう(脳死)
第7世代から第9世代に
宗教上の理由でi7しか使えないため、早々にi7の第9世代に乗り換えようと決めBottleneck Calculatorにかける。
はい決まり~。
ちなみに『K』はOC可能モデル、『F』は内臓GPU廃止モデルの符号。
価格としては無印を基準に、『K』で+4000円、『F』で-3000円、なぜか『KF』だと+2500円と若干納得がいかない割高設定なのだが、OCにもチャレンジしたいがグラボ前提で運用するとなればニーズにドンピシャなので一択即決となった。
INTEL Core i7-9700KF 3.6 GHz 12MB キャッシュ 8コア/8スレッド LGA1151 BX80684I79700KF 【BOX】【日本正規流通品】
- 発売日: 2019/03/29
- メディア: Personal Computers
Kaby LakeからCoffee Lake Refresh-Sに移行するということは
はいH270のままじゃダメです。第8世代以降はすくなくとも300番台のチップセットでないといけません。ですよねー……。
ここまで『モニター』→『グラボ』→『CPU』→『マザボ』と見本のような沼を見せつけているが、もうここまできたら行くとこまで言ってやるぜと開き直りモードに突入。
これまでの要件を総合すると、Z390でOC耐久に特に優れ、できることなら価格を抑えた板が望ましい。グラボとCPUで20万を超えておりすでに顔面蒼白、戦々恐々、ここは地獄の一丁目。
ということで主要4社の該当マザボを表にまとめると、
あれ、ファイルが無い……。
まあテキトーにコピペしただけのやつだから別に気にしないけど、こうして深く考えずに削除していく性格も相まってドンドン過去の記憶・記録が消え去っていくんだよなぁ……。
気を取り直して、ASRock、ASUS、GIGABYTE、MSI、の4社から10枚前後に絞り、各社製品ページに個人ブログ、サイトの口コミや匿名掲示板のカキコミまで漁る。
PCIE、M.2、SATA、メモリ周波数なんかはどこも十分以上にあるので大差ないのが正直なところ。気になるのはメーカーで搭載してくれてる冷却機能で、後付けで対策するのはいろいろと面倒がかかるのでそこが強いと嬉しい。
そして様々な機能面を考慮した(覚えてるとは言ってない)結果、最終候補に残ったのが各社ハイエンドマザーボード4枚
- ASRock TAICHI ULTIMATE
- ASUS ROG MAXIMUS XI HERO
- GIGABYTE AORUS MASTER
- MSI MEG ACE
ここからは見た目と価格で決めることに。
『TAICHI ULTIMATE』が見た目で、『ROG MAXIMUS XI HERO』が価格でそれぞれ落選。
見た目も悪くないし最も安い『AORUS MASTER』と、見た目は最高だが7000円高い『MEG ACE』の一騎打ちに。
安さは正義! なんか見た目もだんだん最高な気がしてきた!
ということでマザボ買い替えコンペは見事『GIGABYTE AORUS MASTER』の勝利!!!
GIGABYTE Z390 AORUS MASTER ATX ゲーミングマザーボード ブラック [Intel Z390チップセット搭載] MB4594
- 発売日: 2018/10/09
- メディア: Personal Computers