新しくPC&PS4置き場を作ろう
新ケースがギリギリ入らなかった…
現行のPCはデスクの下に収まっていて、新ケースがそこに収まるのは確認していたのだがとんだマヌケをしていたことが明らかに。
実際にケースをそこに入れて確認した際に、横着してケースの頭頂部とデスクの手前部分がくぐるかどうかだけ見たのが失敗。なんとその奥に1枚横板が通っていてそこに引っかかるのが今更になって判明。
かといって現状では別の場所だと明らかに邪魔くさくなるのは明らかなので、どうにか置き場を見つけだすしかない。
が、相当な重量になる水冷PCを置くには強度や揺れにくさなど諸々気にしなきゃならないので「じゃあ棚に置いちゃいますね~」とはできない。
となると床置きが一番楽なんだがいかんせんそんな余裕はない。
そのうえPCとその周辺機器もまとめて別の場所に設置しなおす必要がでてきたかもしれない。
とりあえず現行のPC構成を少し変更
まず今回の本格水冷初挑戦のきっかけになった32インチ4Kモニターを23インチFHDモニターに戻した。新PCを今の場所に設置できないとなると4Kモニターも移動することになるので。
同時に昔使っていた1枚用モニターアームも引っ張り出してきた。新PCが完成しても当分4Kモニターは1枚で運用することになりそうなのと、純正のモニタースタンドの使い勝手が想像以上に悪かったためである。
一番面倒だったのが既存の配線のやり直し。自作したデスクラックの裏が壁に面していたせいで整備性最悪だったのだ。
これのせいで結局模様替えレベルで部屋を片付ける羽目になって、配線のためだけに丸々1週間かかったのは骨が折れた。
それら以外にも移動させなきゃならないものが出てきた
4Kモニターを移動するとなるとついてくるのがPS4。ヘッドホンの都合で新PCとPS4は切り離せない都合があったのだ。
それに折角PS4を移動させるなら、畳んで収納したっきり最近全然出番がないハンコンも常設してあげたい。
まとめると
①新PC(現在制作中の本格水冷PC。重量物かつ揺れ厳禁)
②32インチのモニター+モニターアーム(あわせて10Kgにはなる)
③PS4Pro+ハンコン+ハンコンスタンド
これらをひとまとめに設置できるスペースを新たに確保しなきゃならなくなった。
そんなの無理に決まってんじゃん。
で終わるわけにいかないので思案。
床がダメなら空中でいいじゃない
部屋で一番スペースを使っているのは実はベッドなのだが、これが厄介。
足元に収納があるのは助かってるが、ベッド自体の高さが膝丈程度なのでいかんせん上空がガラ空きでデッドスペースになってしまっている。
前述した自作デスクラックも、デスクの上空が使えないのが無駄でその解決のために組んだもので、コンセプトはこれと同じだ。
天井近くまで物があると部屋の圧迫感が増すと言われるが気にしなきゃいいんだよそんなモン(暴論)
モノがたくさん設置できりゃオールオッケーなんだから圧迫感がなんだ大した問題じゃないだろ。
ということでベッドサイズに合わせた横幅2m奥行1mのロフトベッドを自作することに決定。高さは段の下(=ベッドの就寝スペース)を座れる程度の高さ75cmに設定、段の上は110cm前後と十分な余裕ができそうだ。
ロフトベッドの設計(ガバガバ)
単管パイプをジョイントでつないで完成。超簡単。
都合のいいことに単管を切らずに済むのはありがたい。グラインダーはあるがこのご時世平日でもみんな在宅なことを考えると、ギュンギュン音を出す作業は憚られる。
縦が2m*4本(四隅)、奥行が1m*6本(上中下段*左右)、横幅が2m*4本(上中段*前後)、中骨が2m*2本(中段のすのこを乗せる部分)。〆て2m*10本、1m*6本。
すのこは角材を木ノコで切ってコーススレッドをバスバス打ち込んで完成。超簡単。
単純計算で200Kg弱の重量がかかるので1交差に⇅3本使って念を入れる。ジョイント部の誤差は後々修正するとして一応の切り寸法とビス打ち寸法はできたので安心。
垂木は杉材2m*2本、1*4材は2336mm*7本。
(写真撮り忘れた)
ジョイントはかん太さんを利用しました。近所の島忠にあったがかん太さんの倍近く高かったのでやめ。購入点数が多く送料無料のラインを超えたのでこれまた得した。
www.ashiba-pipe.com発送遅延もなく注文翌日到着、さすがは首都圏企業。天下の16号線様のおかげでクソ田舎でもありがたい思いをさせていただいております。
単管と角材は近所で一番安かったケーヨーデーツーで買った。軽ワンボなので助手席を倒さなくても積めたのは楽でよかった。
ロフトベッドに何をどう積むか
まず座る向きを考えると、単純にベッドの長辺に沿った前後しかないと思いがちだがそうではない。短辺向きに座って左右を大きく使う計画でいく。
つまり奥行1mにモニター+ハンコンスタンド+座椅子を置くことになるので、座椅子選びが重要になってくる。これは後述。
新PCは見栄えも考慮して座椅子の左側面壁側に、PS4は縦置きだと揺れが怖いのでハンコンスタンドのそばに置いて万が一にも倒れないようにする。
新PCは今後移動させる心配がなくなるし、周囲も広くなるので組みやすくなるだろうと期待。PS4は開所でホコリの影響が減ったらいいなぁと(ファンフィルターにびっしり付いたホコリがトラウマ)。
で座椅子についてだが、ハンコンスタンドを見て思い出したことがある。
「フレームとセットの専用チェアとかなかったっけ?」
あ り ま し た 。
store.shopping.yahoo.co.jpポイントやクーポンも利用して21,000ちょいで買えたのは奇跡に近い。
問題はサイズだ。ロフトベッドは奥行1m(+ジョイントの10cm)、ハンコンスタンドが55cmでこれが58cm。その差は3cm、ギリギリ後ろ脚のゴムが乗るか乗らないかという値。
や っ ち ゃ え 。
製作工程
を書きたかったんだがなぜか見当たらない写真たち。
20本近い単管パイプとジョイントがドンドン組み立てられて形になっていくのは自分でもわくわくした。
ジョイントが六角ナベビスだったために水平取りに苦戦したり、中骨を入れるのを忘れて一旦バラしたり、記事にするには最高だったというのに。
すのこはパパパっとやって終わったのでそこまで見どころはなかったので別にいいか。
ということで完成品を見ながら解説していく。
等倍だと画角に入りきらなかったのでちょっと歪んでます。
単管パイプは予定していたより本数が減っているが、写真左奥上段はロードバイクを壁掛けする都合で、手前上段はチェアのリクライニングの都合でどうしても外さざるをえなかった。
当初の予定より若干低くなってしまったのでベッドに座って伸びはできなくなった。ただ座る分には問題ないので大したことではない。
原因はチェアの高さに合わせて上スペースを広げたため。
これでもギリギリまで詰めた結果なので今更何も言うことはない。
実際に座る際に身をよじってもどうしても上に乗り出す形になるので、この程度のマージンが必要になる。
ただこれのおかげで座りなおす時も頭上を気にせずに済むのでこちらも今更何も言うことはない。
成 し 遂 げ た ぜ 。
ゴムははみ出してはいるが、軸はちゃんとすのこに乗ってるのでセーフ。
撮り方が悪く傾いてるように見えるがちゃんと水平は取れてるのでご安心を。
写真では奥側にあるが作業時には左手前に引き出せるのでシフトノブも邪魔にならなくなる。かといってもうパドルシフト車ばっかり乗ってるからシフトノブ外しちゃってもいいのだが。
ちなみに前回の記事の最後で「全部外して洗浄しなきゃならない」とか書いたが、まだやってない。だってラジも届く気配ないし今洗ってもまたホコリかぶりそうで嫌なんだよ~。
売らずに壊れるまで使う(≒故障しても自力で直す)予定のものは躊躇なくDIYしちゃう系男子の所業のひとつ。このファンがついてるところは14cmの大穴が開いてる。
ついてるファンはコルセアかどっかのタイフーンなんたら14cm径静音モデルだった気がするが、ブログ開設前なので記録には残ってないし、もちろん記憶にも残ってはないので確かめる術はない。
全景写真ではちょうどモニターに隠れて見えなかったが、室内機のすぐ左に設置されたモニターアーム。実はポールが高すぎて天井に干渉してしまったので、急遽金ノコで切った。グラインダーを使わずに済んでよかった()。
これは苦肉の策で乗り切った。このアームはクランプ以外の接続に対応していないので、どうにかしてパイプにクランプをかませて、なおかつ8Kg超のモニターを支えられるように締めないとならなかった。
なので1*4の端材にパイプに沿うような窪みを彫り込んで、パイプ上側に当たる面には固めのクッションスポンジを貼ってどうにかパイプを噛むようにした。
これに関しては本当に行き当たりばったりな対処になってしまったので、今後改善していきたい。この記事を書いている時点で設置から1週間ほど経つが、今のところ傾いてきたりはしてないのでとりあえずは安心している。