仮組みと回路(水路)の再確認
楽しみを取っておけない性格
とりあえず組んでみようよ! 仮組みってことでさ!
で組みあがったTorque君がこちら
少年心をくすぐるいいデザイン。両面の強化ガラスは触るのも恐ろしくてまだ箱の中。
ちなみにグラボ縦置きマウンターは既に取り付け済み。
いつだかの記事に書いた通りほぼほぼポン付けできたのはラッキーだったとしか言いようがない。多少のDIYならできるが、作業はできるだけ少ないに越したことはない。
なによりTorqueにこれが付かない可能性もあっただけに、ほっと一息。
楽しみを取っておけない性格 その2
じゃあすでに届いてるパーツを組んでみようよ! 水路の再確認にもなるしさ!
ちなみにこの時点で届いてるのはマザボ・CPU・グラボの3つ。まだ届いてないものたちいついては後述。
でケースに組み込まれたZ390 AORUS MASTERとEVGA 2080ti FTW3 HCがこちら
以前描いた回路図は若干どころかかなり相違がある。M.2 SSDの位置がどちらもズレてる、縦置きしたグラボもサイズ感がおかしいし、澤もドリブルが上手い。
うーん、この。
てことで回路図を描きなおしつつ記事の下書きも消しつつ、水冷パーツの注文について悩み始める。
大掛かりな計画修正を迫られることに
PPCSの注文に足踏みしていたのは欠品が理由だったが、なかなか再入荷しないので焦れていた。しかもそれがM.2 SSD水枕だったので代替品が無く、購入リスト大幅更新の覚悟でAli Expressを訪れる。
第一印象は「検索しづら…それに出ても同じ商品ばっかじゃん…」となかなかの強者感を窺わせていたAli Express。どうにか各メーカーのオフィシャルページを見つけ、そこから欲しいものや安いものを見つけていく作業になるも、ここにきて関連商品トラップに掛かる失態を犯す。
最終的にAliに無いいくつかをPPCSで注文し、それ以外のフィッティング等はすべてBykskiと愉快な仲間たちに任せることに決定。
水冷パーツは額面で10000円以上のマイナスになっており、なおかつ追加の商品もあるのでかなり安価で入手できたことになる。正直新型コロナの件もあるので輸入時になにかトラブルが起きてそもそも手元に届きませーん的な結末が待っているんじゃないかと疑心暗鬼になりつつあるが、きっと杞憂に終わるはずさHAHAHAHA。
ではなぜ総額が35000円のプラスになっているのか。
まず以前の記事では抜け落ちていた輸入時送料も含めた。PPCSは少点数単一輸送だが5.1LB(=2.3Kg)と若干重く40$、Aliは多点数別個輸送のため塵積で40$と安くない輸送費となってしまった。
もうひとつはM.2 SSDを970 EVO Plus 500GBから1TBに変更したため。単価で13000円アップ、2本買うので26000円の増。これにはマヌケな理由があるので詳しく書きたい。
以前の記事で
- OS用・・・M.2 SSD 500GB
- ゲーム用・・・M.2 SSD 500GB
- データ保存用・・・HDD 2TB(再利用)
- バックアップ用・・・SSD 240GB(再利用)
としたが、OSにM.2 SSDを充てるのは信じられない愚行だと気付く。自分の環境ではほぼほぼ意味がない。のでバックアップ用ストレージを臨時接続のSSDに割り当てることでSSDをOS用にすることにした。
こうしたには別の理由もある。ゲーム用ストレージが500GBじゃ足りなかったのだ。現在のPC内でギリギリ500GBに収まっているゲームデータだが、これは持っているゲームの半分以上をアンインストールしたうえでの数字だったので、実際にすべてを常に遊べるようにするとなると800GBほどになりそうな試算が出てしまった。
500GB*2枚ではこの先容量が枯渇するのは目に見えているので、当然の帰結として1TBのM.2 SSDを2枚という結論に至った。
- OS用・・・SSD 240GB(再利用)
- ゲーム用1・・・M.2 SSD 1TB
- ゲーム用2・・・M.2 SSD 1TB
- データ保存用・・・HDD 2TB(再利用)
最後はEVGAから個人輸入したグラボの代金に、Import Fees Deposit(輸入税等前払金)を含めたため。一部が返金される可能性はあるが、一応固定の支出額となるので追加した。約140$だったので15000円ほどだった。
それに伴って変更になったもの・追加されたもの
折角Bykskiで各パーツを安くあげられたのに、なんとラジ用ファンを若干お高い物に変更し(Noctuaもあったが高すぎ&光らないので却下)それに合わせてファンコン、M.2 SSD水枕用に5mmのストリップLEDとLEDコンもリスト入り。
マザボ水枕をBitspower製からEKWB製に変更。1$少々安いのに加えて内部の水路部分が大きいので冷却性能に優れていそうだと判断。
正直違いは分からん。
最大の変更点はリザーバーがBykski製になったので回路もイチから考え直さないとならなくなったことだ。
Barrow製のものはG1/4の接続部分が多く自由度が高いと同時に、使わなければいけない制約にもなっていた。また購入が必要なフィッティングの点数が増えたり、手元に届いてから実際に組む際に難度が上がり漏水の危険性も増す。
その点Bykski製のはシンプルで扱いやすく、タンク部分も大きいのでクーラントがたっぷり溜まっているのがよく見える。なによりポンプ付きで販売しているので組み立てや部品購入の手間が不要、なのにBarrow製のリザーバー+ポンプよりも安い。
そして描きなおした回路図がこちら
ケースの奥行が再現できないので見づらいが、かなりすっきりチューブを取り廻せるようになった。チューブ同士のクリアランスも取れてる(はずだ)し、かなりイイカンジだと思っている(お手本のような自画自賛Part2)。